かつて多摩川衛生組合が起こした「有害ごみ焼却試験」や「有害ごみの不適正処理」のたび重なる不祥事で、日の出町当局をはじめ町議会、町民の皆様、そして二ッ塚廃棄物広域処分場を運営する東京たま広域資源循環組合および構成団体、搬入団体の方々に多大なご心配、ご迷惑をお掛けし、他方面にわたり信頼と信用の失墜を招いてしまいました。

また、平成22 年6月に発生した塩酸漏えい事故では、清掃工場の安全・安定運転や多摩地域のごみ処理広域支援体制に対し、大きな問題となってしまいました。

今後においては、一刻も早くこれらの不祥事の直接的原因に対する改善策を組み立て実施するとともに、その背景となる構造的原因に対する改善策として運営管理体制の強化や受託事業者への指示の徹底、情報公開等の充実、職員の意識改革と安全教育の徹底を図り、失った信頼を取り戻すよう全力を挙げて立て直しに取り組まなければなりません。

事故等再発防止推進委員会としましては、再発防止に当たり、事故等調査委員会から提言された再発防止策や東京都環境局、広域資源循環組合の指導・助言に基づき、的確な内容により着実な実施を行うための検討を行い、以下のとおり報告書としてまとめました。

今後、この再発防止策の進行管理を行うとともに、事務改善のための業務の点検や見直しも検討していくこととしました。

詳細につきましてはダウンロードより「事故等再発防止対策報告書」をご閲覧ください。

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事故等再発防止対策報告書 [1184KB pdfファイル]