(趣旨)

第1条　この要綱は、多摩川衛生組合情報公開条例(平成14年多摩川衛生組合条例第1号。以下「条例」という。)に第14条第1項の規定により、情報の公開の請求(以下「請求」という。)に、国、他の地方公共団体及び公開請求者以外のもの(以下「第三者」という。)に関する情報が記録されている場合における当該第三者からの意見聴取等に関し、多摩川衛生組合情報公開条例施行規則(平成14年多摩川衛生組合規則第1号。以下「規則」という。)に定めるもののほか必要な事項を定めるものとする。

(意見聴取等)

第2条　情報を主管する課の長(以下「主管課長」という。)は、請求に第三者に関する情報が記録されている場合で、条例第11条第1項及び第2項の規定による公開(一部公開含む。)又は非公開の決定を行う上において、当該第三者の意見を聞く必要があると認められるときは、第三者に対し、その意見を聴取するものとする。

(意見聴取の方法)

第3条　第2条に規定する意見聴取は、次に掲げる事項について規則で定める意見照会書により行うものとする。

(意見聴取の省略)

第4条　次の各号に掲げる情報にあっては、意見聴取を省略することができる。

(公開・非公開の決定)

第5条　主管課長は、意見聴取の結果に基づき条例第11条第1項及び第2項の規定による公開(一部公開を含む。)又は非公開の決定をするときは、当該第三者の意見を慎重に考慮しなければならない。